レッテルを張る

ことしも押し迫ってきましたね。

今年の干支は戌・・イヌ、そして来年の干支は亥・・イノシシ。

 

ではイノシシでない動物を思い浮かべてもらえますか?

最初に思い浮かんだのはどんな動物でしたか?

 

今度はイノシシのことを考えないでください。

いかがでしょうか?

頭の中はどうなっていますか?

 

「イノシシでない」と言われてもまず初めに思い浮かんだのはイノシシだったのではないでしょうか?

さらに「イノシシ」を考えないようにしようとしても、そうしようとすればするほど「イノシシ」が頭から離れなくなったのではないでしょうか?

この様に人は初めに聴いた物をまずイメージしてしまいます。

さらにイメージした物を考えないようにしたいと思っても、なかなか変えられなくなってしまいます。

こういった脳の特徴は生活のいろいろな場面に表れています。

例えば自分を否定されたり、嫌な体験をした時・・・

本当は忘れたいと思っているのに、そのシーンや声を無意識に思い出し、繰り返しその感覚を味わってしまったり。さらには自分に自分のマイナスイメージを作り上げて「自分はダメな人間だ」と決めてしまう

 

子育ての相談でもこのパターンの影響で悩みが大きくなっているケースがよくあります。

―――子どもを連れて公園や子育て施設に行った方がよいと思っていても、自分は話下手で気の利いたことも言えず人付き合いが苦手。行くのは億劫・・・。子どもにも自分にも友達が必要なのでそこで友達を作った方が良いとわかっていても、上手く話せないので考えただけで疲れてしまう・・・。こんな悩みを持った方がいました。

 

さてこの方は本当に話が下手なのでしょうか?人づきあいが上手くいかないのでしょうか?

良く聴いていくと、友達もいないわけではなく、家族や親しい人とは饒舌に話すそうです。

上手く話せる、会話を楽しめる時もあるそうです。ということは上手に話すことが全くできないわけではないということです。

さらに聴いていくと過去に上手く話せなかった経験があり、それを指摘された経験が積み重なって自分で自分に「話が下手な人、人づきあいが下手な人」というレッテルを張り、思い込んでいたことがわかりました。

不思議なことに人はそう決めるとそれを証明しようとし始めます。過去にも現在にも上手く話せなかった出来事を探し、話せなかった場面を味わい「やっぱりそうだ」と確認します。上手く話せた経験を否定するか認めないようにしてしまいます。

言い方を変えると「話下手な自分」にいつもフォーカスしているということです。

例えば車を買い換えることになると、急に街を走っている車に目が行きませんか?フォーカスした出来事の情報を集めようとするのです。それと同じことが「話下手」というテーマで起きているわけです。

もし自分に「話下手」というレッテルを貼りフォーカスすることで生きずらさを感じるなら、それを変える必要があります。しかし冒頭に書いたように「話下手」を考えないようにすればするほど考えてしまいます。ではどうしたらよいか・・・。

 

フォーカスするものを変えればよいのです。自分を健やかに幸せにしてくれるものを探せばよいのです。小学校などでよくやっている「いいとこさがし」に似ています。

すると意識は新しいもの、いいところを探す方にシフトしていきます。そしていつの間にか意識は変わっていくのです。

 

新しい年に向けて皆さんがご自分のいいところにフォーカスしてそれを強固なものにしていかれることを祈っています。

 

 

 

2019年2月19日開催子育てコミュニケーション講座第3回〈子どもの気持ちを引き出すメソッド〉

子育てコミュニケーション講座第3回
「子どもの気持ちを引き出すメソッド」

概要

日時  平成31年2月19日(火)10時~11時45分

場所  キリガヤ本社 逗子市山の根1-2-35

講師  子育てコミュニケーションコーチ 桑原泰恵

対象  子育て中の方、子育てに関心のある方どなたでも

内容  ちょっとした質問のポイントが分かれば、子どもの考えを深めたり、心の底にある思いを理解することができます。NLPのメソッドを基にしたワークや会話を通じて、様々な質問方法を体得していきます。

⋆NLPとは 1970年代にアメリカで開発された、心理学、言語学、神経学を日常生活に生かせるように開発されたスキル。

申込み こちらのフォームからお申し込みください

受講料 1000円

定員  20人/託児なし (お子さん同伴希望の方はご相談ください)

問合せ loco.yasue.kuwahara@gmail.com

主催  子育てコミュニケーションコーチ 桑原泰恵